テーマは、『芸術文化振興』。
「“目に見える”まちづまくりと、“目に見えない”まちづくりがある。」
「芸術文化の発展は、市民の心の支えにもなり、市としても条例を制定するなどして、“目に見えない”部分も大切にしていきたい。」との、市長のご挨拶からスタート。
生涯学習課長と秩父宮記念市民会館館長から、秩父市の施策として現在行われている芸術祭や音楽祭、芸術文化奨励金事業などについての説明をいただいた後、市民の皆さまとの意見交換(質疑応答)へ。
驚いたのは、全ての質問に市長自ら答えられたこと。
秩父市の歴史や祭、神社仏閣、音楽・芸術活動、各自治体との連携、市民音楽祭の予算打切りへのお考え、現代美術やアニメ文化、そして今後の体系化への展望など、その知識量には驚くしかありません…
「市と民間企業の間に、NPOなどの中間支援団体があれば、美術展などの支援についても、スムーズに運ぶことができるのではないか。」
「令和7年度中に“芸術文化表彰規定”も策定したい。」とのご提案もあって、ちゃんと“振興”についての未来も見据えていらっしゃいました。
(ミーティング終了後、市長が「全部答えちゃってすみませんでした。」と職員の皆さまに謝っていたのが印象的でした。)
ミーティングの中で、「荒川歴史民俗資料館が素晴らしい!」とのお話もあったので、すぐお隣にある資料館も見せていただきました。(9〜17時・入場無料 月曜休館)
地元の方々によって丁寧に調査され、作成された展示品のグレードの高さや、「この歴史をなんとか後世に伝えなければならない」という想いも伝わって、もっともっと時間を掛けてお話を聞かなければない、そしてたくさんの方にご来館いただきたい施設です。