日常のこと

“秩父地域居場所づくりサポートセンター”「井椋がっこう」

「井椋がっこう」は、秩父地域・定住自立圏構想の一環として認定された、“秩父地域居場所づくりサポートセンター”です。

6歳以上(上は何歳でも)参加できる、学習サポートや体験活動の場として、また広大な敷地の中でゆったりと過ごすことができる“第3の居場所”として、「認定NPO法人森のECHIKA」さまが運営しています。

今回初めて『秩父地域居場所づくりネットワーク会議』が開催され、私も参加させていただきました。

学校に行けない子ども達の“学びの場”として、また引きこもりからの脱却する“生活の場”として、秩父地域で活動している各団体が集まり、それぞれの活動状況や今後の課題、“孤独・孤立対策”などを話し合いました。
皆さんとても熱心に、その人に応じた支援をなされていて、頭の下がる一方です。

気になっているのは、中学校卒業までは“不登校”として気にかけていただいていても、その後は“引きこもり”に対するチェック機能がなくなるということ。
“自己責任”という重いものを、背負うことになります。

皆さん口々におっしゃっていたのは、「もっと早く関わりたかった」と。
何10年も社会と隔絶してしまう前に、どこかで対応できなかったのかと、自分事のように悩まれています。
これからは“手帳”のない方の支援も、増えてくると思われます。
少しでもお役に立てるよう、ズシリとしたものを抱えて、真っ暗なお庭を後にしました。

-日常のこと
-, , ,