日常のこと

「秩父地域観光基本計画策定プロジェクト」

「秩父地域観光基本計画策定プロジェクト」の2回目。『秩父観光の未来を構想する』。

前回より参加者が更に増えて、活気あふれる話し合いになりました。行政から職員の参加もあり、逆にこんな貴重なワークショップに来ていない自治体は、「もったいない…。」って思います。

今回は8つに分かれた顧客像に対し、自分は「どの像に注目するのか」、そのために「地域で取り組む戦略をどう立てるか」。
それぞれが個人作業の後、グループで議論しました。

「“癒し志向”は40〜60代女性がターゲット」とされていますが、私は20〜30代の女性の小グループでの旅行に注目してみました。
実際に番場通りを歩いている観光客は、若い方も多く、長瀞にもたくさん訪れていらっしゃいます。
積極的に観光名所を巡るというより、気のあった仲間と、ホッとする時間を過ごす、“癒しの旅”のように思え、入りやすい店舗構えや、地元の方々と緩いコミュニケーションが取れること、地域・店舗の情報が事前に伝わっている必要性などを伝えました。

SNSのアンテナは、加速度的に高くなっています。更新が遅く、対応できない地域は取り残されそう。
明るかった街並みも、3時間後には真っ暗に… 。
終わりの時間を少しいただき、『山影の町から』(笠間直穂子著)の推薦をさせていただきました。

秩父が舞台のうえ、素晴らしいエッセイなので、是非読んで欲しくて!

“次回までの宿題”として、「来てほしいお客さまをお迎えする施策案」の参考にもなると思います。
最終回は、12月16日(火)13:30〜16:30で、場所は同じく地場産センターの5階。
観光に携わる沢山の方々との交流も楽しいです。

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