西田陽光先生企画の「GEIL(政策勉強会)」。
2026年度となり、初々しい優秀な大学生達が再編成されました。
今回のテーマは、『人口減の中で医療・福祉充実社会を考察〜福祉国家のラストピース〜』。
「これまでなぜ日本は“福祉国家”を実現できなかったのか」について、一橋大学の猪狩教授から“政策学”についてのご講義をいただきました。
私にとって、重要課題の一つである“自殺”。
秩父市は埼玉県内でも自殺の割合が高いのです。
「自殺に至る人の7割は、専門の窓口に相談している」「更にその半数は、1ヶ月以内に相談している」
つまり(全国的な問題として)「支援窓口」が、“相談”の機能不全に陥っている… ということで、救える命が救えていない。
そして生活が複雑になっているため、自殺の要因も一人4つ以上抱えており、一つの相談窓口では対応仕切れない。
更に「行政は、法的根拠のないものには対応できない」と。
自分として気になっていたことのエビデンスをいただけて、「やっぱりなぁ… 。」というのが正直なところ。
なのでどうしても、市役所内に「各部局を横つながりにした“支援総合窓口”は必要である!」と思いました。
一人一人に丁寧に向き合えば、救える命もきっとあるはず。「生きる力を回復させる支援」の必要性を改めて(強く)感じました。
西田先生には、いつもこのような貴重な会にお声掛けいただき、感謝に堪えません。
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