今年6月28.29日に、滋賀県で開催された『Glocal SDGs サミット』でお目にかかった、“一般社団法人kikito” の大林恵子代表理事が、東近江市からお越しくださいました。
“kikito”は、「豊かで無理のない、“人と森”の仕組みを作り、森・お金・人の経済循環を構築した」として、平成27年に総務省の『ふるさとづくり大賞』を受賞されています。
地元の木を、家具ではなく消耗品である“文房具”に利用することで、経済循環を生み出す仕組み。
大阪府をはじめとした西日本の多くの自治体では既に「地産地消仕様の木のPPC用紙を利用すること」が、見積段階で“特記”として入れられ、広報紙などに広く使われています。
秩父の森の間伐材を利用して、名刺の台紙やコピー用紙を製造できないか、また農福連携・障害者雇用などのご提案をいただきました。
今後は、農林部と調整を行って参ります。
夜は『秩父みらいづくりワークショップ』へ。
『第3次総合振興計画』の策定に際し、市民の皆さまが考える“秩父市の将来像”を反映させるために、市としては初めて、今回のワークショップが開催されました。
参加者は中学生から70代まで、25名。
埼玉大学の斎藤名誉教授がファシリテーターとなり、活発な意見交換が行われ、総合政策部が皆さまのご意見をしっかりと伺っていました。
清野市長も最初から最後まで…!!
こうした取り組みが市を活性化させ、「自分の意見が反映される秩父市」として、広まっていけば良いなと思います。
職員の皆さまも遅くまで、大変お疲れさまでした。