全国植樹祭の“アフターイベント”として開催した『竹田恒泰氏講演会』。
竹田先生は旧皇族・竹田家のお生まれで、明治天皇の玄孫にあたります。
政治評論家・作家として、また教科書検定合格の『国史』や、『古事記』の解説書も出版される学者として、“アフターイベント”に相応しく、大変貴重なお話を伺うことができました。
天照大御神から神武天皇へ。
大和朝廷の成り立ちは、武力による統治ではなく、話し合いによるものであった。
“和の文化”を大切にしてきた「調和の国」であるからこそ、各地に様々な“神”や祭、文化が継承され、統治により排斥されないのは、世界的にも日本だけ。
日本本来の豊かさをもっと自覚し、自信を持っても良いのではないか…。
天皇家は「国をしらせ」(お知りになる)ことによって、2000年もの間、国民に対して祈りを捧げていらっしゃる…。
軽妙な語り口でありながら、とても意義深く、普段触れることのないお話に、「日本に生まれてよかったな…。」と思わずにいられない、心の奥が震えるような時間でした。
小鹿野町の皆さま、有難うございました。