日常のこと

「秩父歌舞伎芝居」

上影森の「椿森諏訪神社・稲荷大明神」は、武甲山の麓、市指定の天然記念物・樹齢600年の“大杉”に見守られるお社。

境内にある歌舞伎舞台は、江戸末期に建立され、市内でも珍しい“回り舞台”(市指定有形民俗文化財)を有していて、この地が古くから文化芸能にご理解のあったことが伺えます。

春大祭に上演される「秩父歌舞伎芝居」は、“正和会”さまの定期公演の場でもあり、こちらも市指定民俗無形文化財!

由緒ある、文化財だらけのこの素晴らしいお祭は、この社を守るためにご努力され、ご協力いただいている地元の皆さまによって成り立っています。

下座音楽はCDに頼らないリアル演奏だし、床山も着付も、ブルーシートに囲われた青空控室。

お天気にも恵まれ、三味線(和音の会)も『吉例曽我対面・工藤館の場』も、賑やかに上演されました。ここ何年か見物客が増えてる…⁈⁈

こうした継承は、関わる方の熱意の賜物。

地域おこし協力隊も参加して(特に今回は女形だし)、若者にこの魅力が伝わっていけば良いなと思います。


…そういえば、歌舞伎舞台の雨漏りは対処できたのかな。文化財保護課に聞いてみよう。

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