9月議会の一般質問が、13日(月)から3日間にわたって行われ、14人の議員が登壇し、私は初日2人目として、初めて質問席に立ちました。
皆さまからいただいたご意見を、できるだけ具体的に伝えられるよう質問原稿を作成しました。ただ聞きたいことがありすぎて事前に作った原稿は、11,000文字を超えてしまい、再質問の調整が難しかったことが主な反省点ではありますが、こちら側が伝えたいことは、ある程度伝えられたのではないかと思います。
また質問に対しての市当局の答弁も、わかりやすくご説明いただくことが出来ました。
持ち時間の最後の最後(残り時間 4分56秒)に、市長から直接2回目のご答弁いただくことが出来て、ホッとしております。
一般質問の内容は、
1.「秩父版ネウボラ」の更なる活性化を目指して、少子化対策や母子支援について女性目線での問題定義
①不妊治療について、アドバイス・カウンセリングの実施状況、「ゆりかご支援金」現行の補助金の拡充、卵子及び精子の凍結保存に対しての助成の検討
②産科・小児科のカバーとして、オンラインでの子育て相談や、医師と直接無料相談できるアプリの導入
③妊娠期間中の口腔ケアの助成(口腔クリーニング無料チケットの配布)
④ネウボラ資料の保存年数・データベース化、関係各部署との情報共有
⑤保健医療・福祉・子育て支援業務の集約化について、ソフト面だけではなく環境整備としての「秩父市保健センター」建て替え工事
2.市長マニフェスト「中心市街地のテーマパーク化」について
①中心市街地内にある廃屋(特定空家)の状況と、行政としての過去に行った処分
②中心市街地の空き店舗数、空き店舗の賃貸や売却予定を含めた今後の活用状況、また中心市街地に市の所有している土地・建物の件数
③秩父ビジネスプラザ「チャレンジショップ」に類似した助成、「IT関連開設補助金」の内容
④景観維持対策として「番場ポケットパーク」の管理状況
⑤個人の所有物である土地・建物をテーマパーク化することの取り扱いと、今後の具体的な取り組み予定。 特定の商店街だけに繰り返し助成を行うことの問題点
3.市長マニフェスト「市職員の働き方改革と市民サービス」について
①市職員の労働改善についての具体的な取り組み、フレックスが導入できない職場についての配慮、テレワークの実績
②「無駄な仕事」の排除、「仕事の棚卸」モチベーションを維持する検討会
③「秩父市公式ライン」(9/13時点の登録者37,398人)を情報発信基地として、今後の活用方法・予定
この中で一番大きなテーマであった「保健センターの建替え工事」についてですが、築40年となり以前から雨漏りのひどかった保健センターについて、市長から「秩父市保健センターと秩父保健所との合築も視野に入れて検討したい。」との、思いもかけないお言葉をいただくことが出来ました。
まだまだ質問したいことがたくさんありますので、今後に向けて準備を怠らず、市民の皆さまに少しでも寄り添える、皆さまの声を市政に反映できるよう、努力を重ねて参ります。
今後とも、忌憚のないご意見をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。