お仕事のこと

今の自分に出来ること・・no.242「6月議会を終えて、思うこと」

秩父市議会の6月定例議会が22日に終了しました。私にとっての初めての議会であるのは勿論のこと、新市長になられた北堀市長にとっても初議会で、通常よりかなり多い(らしい)15名の市議が一般質問されました。

市議会を傍聴されたことがありますか⁈
今回傍聴席は連日満席で、ロビーにおかれた視聴用テレビの前も、たくさんの市民の皆さまで溢れかえっていました。他の町から傍聴に来た方が「秩父市民は政治に対する意識が高いんだね。」とおっしゃていましたが、新市長がどんな答弁をするのか、賛成派反対派両方の市民の目があったのではないかと思います。

一般質問は多岐にわたり、新型コロナワクチンの接種状況や市立病院の医療体制を始めとして、市長の選挙期間に配布されたマニフェストに対しての質問の他、奨学金返還支援制度や視覚障がい者の暗所視支援眼鏡、医療的ケア児の対応、LGBTのパートナシップ制度についてなど、実に様々な質問がなされました。

全ての質問に対しての感想は書けないので、印象に残ったものをいくつか・・。

制服の選択制について

性的マイノリティ云々ほどではないにしても、男子はズボン、女子はスカートはもう完全に時代遅れだと思っています。私立の学校では自分で制服を選べるところも増えてきたので、言われてみれば、なぜ公立だけ未だに・・? 吉田中学校ではすでに検討され始めたのとことなので、各校へ波及していけは良いなと思っています。自転車登校する子もいます。 選択肢は多い方が良いし、何よりも「自分で選ぶことができる」ことが大切だと思います。

給食費の無償化について

ずいぶん前から検討されているようですが、なかなかハードルが高いようです。現在の給食費は、小学校は年額54000円、中学校は64500円で、全てを無償化すると2億4千万掛かるとのこと。一時期給食費未払いが話題になっていましたが、コロナ禍で困窮する家庭が増えるのではないかと懸念されます。非課税世帯やひとり親など、申請したお家だけでも無償化になれば良いのにと思いました。

車がない人への補助費について

高齢化に伴い免許返納が叫ばれていますが、免許を返した後や移住してきてそもそも車を持たない方々への補助はどうなっているのでしょう。 都内から移住してきた方とお話をした時、「車がない」と担当者に話したら「バスがあるから大丈夫」と言われたけど、「3時間に1本しかないバスは、バスがあるって言わない!」と。そうですよね・・。高齢者だけではなく、移住促進をするのだったら、バスやタクシーの乗車補助も充実させたいです。

最後に

注目の集まる北堀市長のマニフェストについて・・・。
私は「マニフェスト=選挙公約(市民との約束)」だと思っていたのですが、市長の口からは「マニフェストは “想い” だ。」と。「やりたいことはここに記載されている他にも、70個もある。」とのことでした。
市議として、皆さまからお預かりしている大切な税金の使い道を、しっかりとチェックしていきたいと思います。

定例議会につきましては、秩父市議会インターネット中継ページで視聴することができます。
ご興味のある方はぜひ下記よりご覧ください。

秩父市議会インターネット中継「令和3年6月定例会」

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